月舟記録

写真で綴る日々の記憶と記録。

ヘタウマ系の流れが

ラジオで健康食品や発毛育毛、血圧などの対策商品の通販がよく流れている。わたしもそういうのに目が行くようになったかと思う。いや単にAMばかり聞いているからだろう。美味しいうどんやふぐちりセット、お肉なんかは言わずもがな。

最近の特徴として、プレゼンターの個性が昔に比べ出てきた。ジャパネットたかたの当時の高田社長あたりからか、この人はこの会社、みたいなキャラの立った人が目立つ。

その中でより感じるのが「朴訥」な雰囲気を醸し出す人が増えたなぁと。蛭子さんのような、若干の不器用さが親しみを感じさせる喋り。これはトーカ堂の北社長あたりからの流れだろうか。方言を感じさせる人、育毛剤の社長には長いこと聞いているうちに昔に比べて自信を感じさせる喋りになったと思える人もいた。

その人は社長だったけど初めは自分の免許証写真を出しながらスカスカヘアーを披露し、脇腹に拳銃を突きつけられているような弱々しい話し方だったのが、今やなかなか堂々とされている。そのうち拳銃を突きつけて話し出しそうな勢い。んなわけないが。

ヤマダ電機なんかは演技経験者を自社通販番組専用に採用しその方は通販番組限定の芸名まで持っていると聞くし、企業によってはなかなかの力の入れ具合を感じる。

不器用系、純朴一生懸命系な通販の先にはどんな通販が出てくるのだろうか。商品の魅力をさまざまな形で伝えるというのは商売の基本の一つだと思うし、その違いが買う喜びに大きく貢献しているはずだ。これからの変化が楽しみである。

個人的に好きな人ははぴねすくらぶの若松晃さん。この人はヘタウマではなく上手くて買いたくなる。文化放送でもTBSラジオでもFMヨコハマでもこの人の声が聞こえてくるとラッキー、と思う。