今年は映画館によく足を運んだ年でした。観る前と後でちょっと世界が変わる感じはいくつになっても良いものです。
「スモーク」のデジタルリマスター版が劇場公開との知らせを聞き、出かけたのが年内最後に。クリスマス時期に劇場で見られたのはうれしい限り。
今年は、好きな監督リチャード・リンクレイターの新作も公開されてましたがタイミング合わず観られなかったのが残念。
過去作品はわりとレンタルDVDになっているのでおすすめです。個人的には「ビフォア・サンライズ」の二人(イーサン・ホークとジュリー・デルピー)に年代が近いので、勝手ながら一緒に歳を重ねている感じです。イーサン・ホークはチェット・ベイカーの自伝的映画も話題ですね。
というわけで過去作をDVDで見ようとツタヤに行って、結局借りたのが「チェイサー」、いわゆる韓国ノワール映画。
「殺人の追憶」とか「オールド・ボーイ」の雰囲気が好きな人にははまると思います。見始めて、邦画「クリーピー」を思い出したりぞわぞわしました。韓国の骨太な感じの映画は定期的に見たくなります。ツタヤも売り場は連続ドラマが大半ですが、2時間にまとめるのも技術のうちと思うので、ドラマより映画の方が好みです。
そしてこのチェイサーの監督ナ・ホンジン。今年の5月に韓国で公開された最新作「哭声」に國村準を起用、ということで日本公開が待たれます。こちらも2017年3月頃のようです。YouTubeに日本版予告編が出てました。
ただこれジャンルがスリラーなのがちょっと…。警察潜入ものとかのほうがいいです。あんまり痛い描写は得意でないので。
皆さんのおすすめ映画、繰り返し見る映画はなんですか?