月舟記録

写真で綴る日々の記憶と記録。

幻の梨 「稲城」を求めて

8月のある日、午前10時の稲城長沼駅前。幻の梨と言われる「稲城」を求めて駅前のいなぎ情報館ペアテラスの行列に並ぶ。

しかしながら列の途中で完売。残念。

(説明しよう、稲城とは稲城市内で栽培される梨で、市場に出回る数も少なく「幻の梨」と呼ばれる品種なのだ。)

すぐさまサイクロン号に飛び乗りJAの直売所を目指すが「梨完売しました」の看板。予想以上に入手できなくてさすが幻、と思う。

市役所周辺の梨畑をぐるぐる回り営業している直売スペースを探す。たまたま見つけたところで「稲城」発見。ソフトボール大3つで1500円。あとは規格外の大玉1つ1000円のと1500円のと。迷っていると地元民がどんどん購入していきます。慌てて3つで1500円を購入する頃には棚は空に。ずっしり。寝る時に枕元に置いて「よし、あるある」と確認したいくらいのずっしり感。これが幻の梨か、と立ったり座ったりする。冷やして食べました。酸味がなくて驚くほどみずみずしく、シャリっと感もある。確実に手に入れるには贈答用を注文するのが良さそう。それも数少ないみたい。贈答用以外が市内でちょっとだけ流通するのか。地元の方々に混じってイベントぽくワイワイするのも楽しかったです。