年末年始に読んだおすすめ本の紹介。
『サトコとナダ』 ユペチカ著 西森マリー監修 講談社(星海社コミックス)
アメリカ留学した先のルームメイトはサウジアラビア女子、という異文化交流マンガ。意外だったのは実話ではなかったこと。それでいて読んでいて不自然なこともなく気づきが多かった1冊です。
『白エリと青エリ』『エリと青葉子』関根美有著 タバブックス
大家族に暮らすエリが家族を通して人生観、仕事観を見つけながら成長する物語。というと堅苦しいですが、ご覧の通りの絵柄と世界に引き込まれる1冊。10代のときに出会いたかった。
こちらから試し読みをどうぞ。
『大家さんと僕』矢部太郎著 新潮社
昨年話題にもなった1冊。連載をちょこちょこ読んでいましたが1冊でまとめて読むとやはり良いですね。
ここまでは「ライムスター宇多丸のウイークエンドシャッフル」の推薦図書特集で紹介されたのを聞いて購入した本です。
写真に写っているその他のコミックは個人的おすすめコミック。『山と食欲と私』は安定した面白さがさらに。『情熱大陸への執拗な情熱』と『午后のあくび』はテレ東あたりでドラマ化しそうな雰囲気が好みでした。
コミック以外のおすすめはこちら。
『翻訳できない世界のことば』エラ・フランシス・サンダース著 前田まゆみ訳 創元社
ほかの言語に訳すときに一言で表せない言葉を世界中から集めた1冊。文化的にも興味深く、身近に置いておいてじっくり時間をかけて読みたい。
これ、大切な人から贈られたら、惚れます。あと金城武に朗読してほしい。
日本語も収録されています。どんな言葉が選ばれているかは、ぜひ手に取って確かめてみてください。