月舟記録

写真で綴る日々の記憶と記録。

安西水丸展

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世田谷文学館へ。会期が延長されていました。

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文学館、隣の錦鯉すごいな。f:id:tsukifune77:20210714231706j:plain

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展示方法も覗き込んだり顔はめがあったり、順路がなかったりと独特で力が入っています。

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何より(ほとんど)写真撮影が可能なのも嬉しい。

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「夜のくもざる」の挿絵たち。複製欲しいな。

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アトリエの再現とか、旅道具とか、少年期の絵とか、水丸さんの人となりがすごく伝わるところの展示が見ごたえありました。

正直申しますとチラシを見た時と、展示に足を踏み入れたときに「水丸さんはこれを見たらどう思うかな」という印象も無くはなかったです。水丸さんの雰囲気と(私が持っている)印象と、展示の雰囲気とがちょっと違うかも、という部分はあったなと。好きすぎて余計な力が入っている感じ。

ただ、私自身が作者亡き後の作品の扱いにうるさいのもあるから気にしすぎかなとか(サザエさんとかクレしんとか作者不在で物語が進んでいくことへの違和感的な)、没後故の作家に対する細やかな言及が見られたことはありがたかったかもな、とか色々考えた帰り道でした。たぶん水丸さん本人は気にせずニコニコとどこかから見ているんだろうなとも思ったり。そういや和室の障子越しの影は(他にも隠れ水丸が)(←そういうとこなのよな)。たぶんもう一度訪れると思います。展示方法に圧倒されたから次は作品をじっくりと見てみたい。

帰宅して本棚から引っ張り出して

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原画見たもんねぐふふ、とほくそ笑む。

水平線のようなまっすぐな線、唯一無二の世界を堪能できました。

わかるわかる、と車の話

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清潔で広い寝床があるというのに、はまるようにすみっこに。わかるわー、とてもわかる。脚の乗せ方といい、親近感しかない。

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カインズの俗称「銀ボトル」。毎回入荷後即売り切れのガソリン添加剤。事情通に言わせるとフューエルワンよりも洗浄成分が多くてコスパにすぐれるとか。

最近はわりと在庫の量が安定していて買えました。たしかに効いているような気もする。キャブ車の原付とかだともっと実感するかも。

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カーナビに繋ぐUSBケーブル。ナビ側の端子がメーカーによって違ったり独特すぎる。全然ユニバーサルじゃない気が。これナビ側もただのUSBにすればそこらの延長ケーブルですむのに。同じメーカーのナビを買い替えさせるため?カプラーもトヨタ方式で統一じゃダメ?文系の発想なのでしょうか。頼まれてナビを着けながら思いました。まあ昔のホンダのデッキとスピーカーの間にアンプがあるような作りよりかはマシですが。

ただ今はBluetoothスマホと繋ぐのが標準でHDMIが入出力ついてるくらいなのでUSBがどうのこうの、と言ってる時点でおじさんなのよねきっと。

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これも頼まれてハロゲンバルブからLEDに。中国製ファンレスで2500円。どれくらい持つのか気になります。

そんなこんなで人の車ばかりで自分のはほったらかしです。なーんか気が乗らないというか、飽きとも違うこの感情。

車に限らず色とか形とか100パーセント欲しかったものでなくとも、それはそれで出会いのような気もして、なんとなくそれを待っているようなこの頃です。

踊場(おどりば)駅と猫と

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横浜市営地下鉄ブルーライン踊場駅です。ここは駅の至るところに「猫」モチーフのデザインがあります。なぜに猫、そしてなぜ駅名が踊場?ひとまず階段を降りてみることに。

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早速壁に猫の目らしきものが。

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のびー猫発見。

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壁や床に猫の足跡が続いています。

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この辺りを「踊場」と呼ぶ由来が書かれていました。昔話の言いっぱなしな感じ、好きです。夜な夜な手ぬぐいをほっかむりして踊る猫の姿、いいですね。

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踊場の由来と猫の関係がわかったところで向かった階段には、黄色い登り猫と青い下り猫の足あとが。

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隠れミッキー的に(隠れていない)。

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明かり取り窓的な照明には3匹の猫(踊ってる!)

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こちらの出入り口にも踊り猫を発見。なかなか遊び心ある踊場駅でした。そうそう、駅舎の入り口の明かり取りも猫耳型でした。よかったら現地でご確認ください。

肉より魚なことも増え

f:id:tsukifune77:20210522140236j:plain売り場で目が合いました。真鯛はお吸い物に、生しらすしらす丼にしました。f:id:tsukifune77:20210522140331j:plain

20年以上ぶりに立ち寄った、昔よく利用したガスト。ハッピーアワー10時半からというダメ人間製造機メニューでハイボール飲もうとしたら頼めず。ああここは東京都でそういう時期だったかと。ということで冒頭の真鯛生しらすへ。

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漬けたら満足してほったらかしていた数年モノの梅シロップの瓶を明け渡し、母が梅干し製作へ。今回は話に聞いた、らっきょう用の漬け酢を使い減塩カリカリ梅大作戦だそうです。どんな味のものが出来上がるのか興味深い。

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梅シロップは散々ほったらかしのためアルコール発酵寸前な感じでした。炭酸水割りでいただきます。かき氷にかけたい濃さ。

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すっかり台湾パイナップルのとりこに。台湾カステラも食べたい。

コーラで思い出した

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インカコーラ

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炭酸入りガラナ飲料と缶のインカコーラ

私が子供の頃くらいから、仕事を求め来日してきた南米系の人たちが多くなってきて、今では世代も変わり独自に店を出したりする人も増え、今では日常的に日本企業のスーパーでも異国の飲み物が手軽に手に入ります。元々はベトナム戦争時の難民が大和市の定住センターを経て家賃の安めなこの辺に来たのが始まりみたいです。通学路もポルトガル語併記だったり。インカコーラは同級生の家に遊びに行った時にもてなされて初めて飲んだ記憶。

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時々飲みたくなる瓶コーラ。そういえばかつて住んでいた別のとある街はホント注意書きだらけだったことを思い出しました。いろいろあったなあ。

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懐かしさに1本買ったインカコーラの黄色さと甘さに、急に昔のことを思い出す。味覚が記憶を呼び出すプルースト効果。最近音楽とか嗜好(思考)もついつい昔の定番になりつつあることに危機感を覚えつつ、これもタイミングかと新しい一歩を踏み出せたらと思う。