ラジオから聞こえる声

今週はスマスマの最初が生放送だったことよりも、「大沢悠里のゆうゆうワイドが4月で終了」が自分のなかでの大きなニュースだ。

朝8時半から4時間半の生放送を30年、本当にお疲れさまでしたと言いたい。子どもの頃聞こえてきた声が、大人になっても変わらずあるという安心感はとてもいいものだ。特にゆうゆうワイドは、商店街のお店とかタクシーの中で耳にすることも多く、生活の一部を果たす役割も大きいのだと思う。

いつもオープニングのトークで、仕事中の人、家事に励んでいる人だけでなく病気療養中の人にも優しく声をかける放送なところにもとても共感した。

ついつい健康一番とか口にしてしまいがちだけれども、現実はそうも言っていられないところもある。そんなときにつけっぱなしのラジオだったり、たまたまそこに流れていたラジオから聞こえる声に力をもらったことがある。終わることは少し寂しいけれども、それはまた一つの始まりだ。自分もこの番組から教わったことを少しずつ伝えていくことができるようになりたいと思う。